思わず荒井由実を口ずさむ!?

日中、パタパタと慌しく会社敷地内を移動していると、少し日差しが弱くなってきていて、見上げるとひこうき雲が一直線に伸びていました。
ひとまずパチリと撮って、あとになって

おっとそうだった

と書いてる次第です(笑)。

飛行機雲、と漢字で書かずに、つい ひこうき雲 と平仮名にしてしまうのは、荒井由実の曲のせいだと私は考えています。

飛行機雲、だとなんだかちょっとお堅いような。

ひこうき雲を聞いていた時代とリンクさせて、空を見上げるとなんだかせつない、センチメンタルな気持ちを思い出すような感覚を覚えます。
オトナと呼ばれる年齢になってから、忙しく日々に終われ、空なんてなかなか見上げることもなくなり、生活環境も世の中の流れもそれなりに変わっていく中で、ふと

あっ ひこうき雲

と立ち止まって空を見上げる時間があってもいいのかもしれません。
前には進むけれども、たまには立ち止まり、時にちょっと振り返ったり。

もちろん、帽子をいつも傍らに。

石田琴路