空と言えば思い出す!?

桜は早くも葉桜の気配、季節の移ろいは早いものです。
空を見上げてシミジミするよりはむしろ、

こないだ冬物出したとこやのに、もう夏物出さなあかんやん!

という感情が先立ってしまいます(笑)。
年中入れ替えしている錯覚さえ覚えますが、最近はもう出しっぱなしでもいいんじゃないだろうかとさえ感じております。

ま、そんなわけで。

子供のころはボケーっと空を見上げて空想(妄想)に浸っていることが常でした。
もちろん、一人のときに限られますが。

小学校の帰り道、空の色が変わっていく様子をずっと見ていたり、雲の形が変化する様子や流れていくさまを夢中になって見ていたり。
そんな状態ですから注意深いなんて肩書きは当時のアタクシにはもちろんなく、側溝の隙間に片足を落として泥だらけで帰宅することもよくありました。

お母さん、ごめんなさい。イマサラ

忙しい、忙しいと慌しくしている中で、たまに空を見上げると子供のころを思い出します。
些細なことですし、誰に言うでもないのですけどね。
センチメンタルに耽るというよりは、側溝にはまった思い出がまざまざと蘇るのですが…(笑)。

石田琴路