最近、ちょっと話題の鞆の浦へ行きました。

ポニョの舞台だと言われている、古い街並みがあちこちに残る瀬戸内の港町です。
工事の計画と景観論争等で報道されることもあったりして、ご存じの方もおいでかもしれませんね。

私が住んでいる岡山県笠岡市からは、車で1時間弱ほどでしょうか。
時間帯によっては、すんなり到着できたりすると思います。
しょっちゅう来ているわけではないのですが、この週末、遠方から知人が来ることになり、話題の街をご案内することになったのでした。

のんびりぶらぶらと散策しながら、鞆の浦のお酒を試飲したり、鞆の浦のパンをかじったり、石畳の細い路地を行ったり来たり。
デトックスの島とされる仙酔島へ渡船で渡ってみたり。
宮崎駿さんが滞在してポニョの構想を練ったとされる邸宅の前を通って、感動したり。

久しぶりの観光客気分です(笑)。

港町だからか、あちこちで猫に遭遇しました。
人間とはつかず離れずの距離で、嫌うわけでもなく、かといって懐いてくるわけでもなく。
そんな関係が彼らには心地いいのかもしれません。

崖の上の邸宅(笑)のご近所にいたオッドアイの白黒ちゃん

仙酔島への渡船場にいた品のいいお嬢さん

そういえば、地元の人たち(私が住んでいる隣町も含む)は、鞆の浦のことを 鞆 と呼びます。
鞆の浦と言うことは少ないかもしれません。
略されているだけだからか、住所が鞆町だからか。
それは、ちょっとした謎だったりします。

石田琴路